イタリア式での婚姻に関する手続きまとめ【日本人妻×イタリア人夫】
スポンサーリンク
※この記事は随時更新しています2017.7
日本人がイタリア人とイタリアで結婚するよりは
日本で先に婚姻届を出すほうがスムーズみたいですが、
私はイタリアで結婚することを決意したので弾丸で手続きに走りました
イタリアでの婚姻手続きで結構めんどくさいことが多かったので
これから同じように結婚する人の参考になればなー
と思ってまとめてみましたっ!
※書類関係は変わることもあると思うのでこんな手続きがあるんだなー
と参考程度に見てもらえると嬉しいです
- 私の場合
- 結婚が決まったらはじめにすること
- イタリア式での結婚に必要な書類まとめ
- Nulla Ostaの取得
- Nulla Ostaを取得したら結婚式の予約
- 結婚式までにある公示というもの
- 結婚式当日@COMUNE
私の場合
私の場合イギリスに行く前に彼のところに立ち寄った形で
イタリアに滞在してましたが、
いぎりす渡航日にして結婚が決まり
イタリア式での結婚(民事婚)をすることになりました。
私は観光ビザで来てたので90日滞在が許されてたのですが、
その90日のうち2週間は結婚のことなんて微塵も考えずのんびり過ごしてたのですごくドタバタしました
結婚が決まったらはじめにすること
結婚をすることになったらまず
その住んでる場所のCOMUNEに行って必要書類を確認しましょう!
地域によって提出書類が違ったりするので気をつけてください
なにはなくとも確実な情報をCOMUNEでゲットしてください!!
イタリア式での結婚に必要な書類まとめ
・Nulla Osta(婚姻要件具備証明書)
・戸籍謄本3通(Nulla Osta1通、日本の婚姻届用に2通)
・本人のパスポート
・結婚相手の身分証明書(パスポート、CARTA D'IDENTITAなど)
・結婚式での証人のID
・通訳のID
※市によっては、Nulla OstaのほかにCertificato di Nascita(出生証明書)も必要みたいです
Nulla Ostaの取得
ヌラオスタこと<婚姻要件具備証明書>は
私は結婚できる年齢ですよー、独身ですよー
とイタリア語で証明するための書類だそうです
Nulla Ostaを取得する際に必要なもの
・申請者パスポート(日本人)
・結婚する相手の身分証明書(パスポート、CARTA D'IDENTITAなど)コピーでもOK
・3ヶ月以内に発行された<戸籍謄本>または、<全部事項証明および改正原戸籍>の原本-1通
・申請時にかかる手数料€10
戸籍謄本はNulla Ostaを申請する際に1通とイタリアでの結婚後に日本での婚姻届を出す際2通の合計3通必要です
日本で取得して持ってきていない場合は自分で取り寄せることもできますが、
印鑑が必要だったりでめんどくさいです。
※兄弟姉妹や友人に頼む場合は委任状が必要になるので委任状にも印鑑が必要となります
ご両親が日本にいる場合は送ってもらうほうが簡単です!
私はEMSで戸籍謄本を送ってもらいました!
大事な書類なのでトラッキングできる方が良いのと普通郵便より早く着くので!
書類が揃ったら日本大使館、または日本領事館へ
必ず申請者本人が大使館、または領事館で申請する必要があります
南イタリアに在住の人は日本大使館(ローマ)
北イタリアに在住の人は日本領事館(ミラノ)
で手続きをします。
自分の居住地がどっちに属するか不安な人は
大使館か領事館のどちらかに電話して確認すると教えてもらえます(日本語でOK)
Nulla Osta申請に必要な書類が全て揃ったら、領事館へ連絡をし、
手続きが1日で済むように来館予約(ミラノ領事館の場合)ができます
何度も行ったり数日滞在が難しい人は予約をおすすめします!
ローマ大使館については分からないので問い合わせてみてください
領事館でのNulla Ostaの申請と取得
10:00から11:00の間に来館するように言われたので時間厳守で夫と共に訪問しました
※来館する時はハサミなどの刃物は持っていかないように気をつけてください!
領事館へ入場の際に空港にあるような機械でのセキュリティチェックがあるのでくれぐれも持っていかないように。
無事に入場できたら窓口で申請書類をもらいます
渡された書類に記入して提出したら申請は終わりです!(ものの5分や10分でおわります)
その日の15:00から15:30までに来館するように言われたのでお昼ご飯を食べに。
再度時間通りに来館し無事にNulla Ostaを受け取って完了しました
スムーズに1日でNulla Ostaの手続きができました!
待ち時間とかもほぼほぼなかったのでよかったです。
Nulla Ostaを取得したら結婚式の予約
Nulla Ostaを取得したらやっと結婚式の日取りを決めれます
・Nulla Osta
・Marca Da Bollo(収入印紙)€16
・通訳者と通訳者のID(イタリア語が話せない人のみ)
これでCOMUNEで結婚式の予約ができます
このときに
夫婦の財布は別にするのか
結婚式には何人ぐらい呼ぶのか
結婚指輪の交換をするか
結婚の証人を誰にするか
などなど結婚式までに決定しなければいけない事を説明してもらいました
この時にその内容の用紙をもらうので、記入して後日提出です
私はイタリア語が分からないので、これらの説明の時にも翻訳者をつける必要がありました!(もちろん結婚式当日にも必要です)
私はこれを知らずに行ったので次の日にもう一度COMUNEへ行って
夫の友達に英語で翻訳してもらいました
(プロの通訳者でなくてもOKです)
色々説明を聞いた後、COMUNEの結婚式担当者(役所の人か市長)がいる日に結婚式をあげる予約をとります
結婚式までにある公示というもの
結婚式の予約をしたら公示がされます
イタリアの結婚式を行う前には公示というものがあって、
この人たち結婚しますよー
いいですかー!?
意義のある人は申し立ててくださいねー
と言うものです(本当に申し立てられたらどうなるんでしょうか…)
公示はインターネット上で表示されます
公示後だれからも反対がなければ結婚式の日を待つのみです
公示はだいたい1週間から2週間くらい公開されてたと思います
結婚式当日@COMUNE
結婚式の進行は市長に頼むこともできるらしいけど
お金がいるらしいで私たちは役所の方に進行してもらいました!
当日必要なものは特にありませんでした
結婚式では事前に決定した事項が
みんなの前で読み上げられて問題がなければサインをします
これで正式にイタリアでの結婚が完了です!
が
イタリア式での結婚ができ、無事に結婚式を終えたからと言って手続きは終わりません
今度はビザ手続きです…